女性の「足がだるい」原因と対処法|自分でできる足マッサージのコツも紹介!イタケア
この記事のキーワード #足のだるさ #血行促進 #足マッサージ
- #足のだるさ 女性特有の体質や生活習慣によって感じやすい足の重さのこと。
- #血行促進 足の冷えやむくみを解消するためのケア方法です。
- #足マッサージ 足の筋肉をほぐし、血行を良くするセルフケアです。
「夕方になると足がパンパンにむくむ…」「朝起きた時から足が重だるい…」そんな悩みをお持ちの女性は多いのではないでしょうか。
何をしてもスッキリしない足のだるさが続くと、毎日がゆううつですよね。
実は、足がだるい原因は女性特有の要因が関係していることが少なくありません。
でも、安心してください。適切な対処法を知れば、不快な足のだるさを和らげることができます。
この記事では、女性が足のだるさを感じる4つの主な原因について詳しく解説します。さらに、その改善方法もご紹介。
効果的な足マッサージのコツもお伝えします。何をしても改善しない足のだるさに悩んでおられる方の参考になれば幸いです。
足がだるい原因:女性が特に注意すべき4つのポイントと対処法
女性の足がだるい原因はさまざまです。原因に合った対処法を知らなければ、足のだるさは改善されません。
ここでは、女性の足がだるくなる4つの原因と対処法を解説します。
原因1.デスクワーク
デスクワークで、長時間座りっぱなしの姿勢は、足の血行が悪くなる可能性があり、足がだるい原因の一つと言われています。
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、血液を心臓に戻すポンプの役割を担っています。
座りっぱなしの状態では、足の筋肉が持つポンプ機能が十分に働かず、血液が足にとどこおりやすくなるのです。
対処法
足の血行をよくするために、少なくとも、1時間に1回は立ち上がることをお勧めします。休憩時間に軽く歩いたり、ストレッチしたりするのも効果的です。
また、デスクの下にフットレスト(足置き場)を置くのもよい方法です。
デスクワーク時の足の位置が少し高くなることで、むくみや足がだるい原因となる血行不良を解消できるでしょう。
原因2.長時間の立ち仕事
立ち仕事では、常に足に重力がかかり続けるため、足の筋肉が疲労しやすくなります。
特に、ヒールの高い靴を履いている女性は、ふくらはぎや太ももの筋肉が常に緊張状態になりがちです。
疲労した筋肉には、乳酸などの疲労物質が蓄積されます。これが神経を刺激し、痛みやだるさを感じさせるのです。
対処法
1時間に5分程度は座って足を休ませるようにしましょう。
また、足を上げるのも効果的です。椅子に座って足を組むだけでも効果があります。
職場では難しいですが、寝た状態で足を心臓より高く上げる姿勢を取るのが効果的です。重力を利用して足の血液を心臓に戻すことができ、むくみやだるさが改善します。
足元にクッションや毛布などを置いて足を高くして寝たり、床に仰向けになって壁に足を垂直に立てかけたりする姿勢を取るとよいでしょう。
原因3.冷え性による血行不良
職場の冷房で体が冷えてしまうことも、足がだるい原因になります。
特に、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えを感じやすく、足のだるさに悩まされることが多いです。
冷房の効いた室内に長時間いると、身体は体温を維持しようと血管を収縮させます。特に、ふくらはぎの筋肉は、冷えを感じると収縮しやすくなります。
足の筋肉が緊張することで、血行が悪くなり、だるさやむくみが生じるのです。
対処法
カーディガンやストール、ひざ掛けなどを活用し、冷えを感じたらすぐに羽織れるようにしておきましょう。
足先やお腹を温められる冷え対策グッズ(レッグウォーマーや腹巻きなど)がお勧めです。
また、休憩時に足首を回したり、ふくらはぎを伸ばしたりするストレッチを行って足先の血行を促進するのもよい方法です。
原因4.女性特有のホルモンバランスの変化
女性特有のホルモンバランスの変化が、足がだるい原因になることもあります。
生理前には、卵巣から分泌されるホルモン(プロゲステロン)が増加し、水分を溜め込みやすくなるため、むくみが生じ、足がだるく感じやすいのです。
このホルモンには、体温を上げる作用もあるため熱っぽく感じることもあります。
一方、卵巣から分泌されるもう一つのホルモン(エストロゲン)が増えてくると、代謝がアップして体調が良くなります。
このような女性特有のホルモンバランスの変化により、周期的に足のだるさが生じることがあるのです。
対処法
ホルモンバランスを整えるには、食事から十分に栄養を摂ることが大切です。
エストロゲンが増えていく時期には、体調がよくなるため、このホルモンの量を調整するビタミンB6が豊富に含まれている食品がお勧めです。
ビタミンB6は、レバーや魚の赤身、バナナなどに含まれています。
また、体内のエストロゲン不足を補うために大豆や豆腐、豆乳などイソフラボンが多い食品を摂ることもできます。
また、女性ホルモンのバランスを整える足ツボ刺激も手軽にできる対処法です。
三陰交 (さんいんこう)は、内くるぶしの最も高いところから、指4本分上にあるツボ。すねの骨のキワにあります。
「婦人の三里」とも呼ばれ、月経不順、生理痛、更年期障害など、女性特有の症状にお勧めのツボです。
親指で、気持ちよいと感じる程度の強さで、3~5秒押します。呼吸に合わせて、息を吐きながら押し、吸いながら離すと、より効果的です。
入浴後など、体が温まっている時に行ってみましょう。
参照元:CLINIC FOR ー ビタミンB6の効果や働きは?多く含まれている食べ物など医師が解説します
参照元:BELTA ー イソフラボンの効果とは?女性ホルモンへの影響や摂取量を紹介
女性の「足がだるい」を改善する足マッサージのコツ
これまで見てきたように、足がだるい原因は女性の生活習慣や身体的特徴と深く関わっています。
しかし、足の血行を改善することで、多くの女性が悩む足のだるさやむくみなどの不快な感覚を軽減できる可能性があります。
普段から足マッサージを習慣にすれば、筋肉の緊張をほぐして、足の血行を促進できるでしょう。
ここでは、自分でできる足マッサージの手順を解説します。
足マッサージ前の準備
足マッサージのタイミングは入浴後が効果的。
温かいお湯に浸かることで、筋肉がリラックスします。マッサージがしやすくなるだけでなく、より効果的に筋肉の疲労を回復させられます。
また、入浴によって心身のリラックス効果も期待できるので、足マッサージと組み合わせる相乗効果も大きいです。
肌の摩擦を防ぐために、マッサージオイルやクリームを用意しましょう。
保湿力の高いニベアや、少し固めのテクスチャでマッサージ向きのヴェレダ スキンフードなどのクリームがお勧め。
肌なじみがよくサラッとした使い心地のホホバオイルや、ビタミンEが豊富なスイートアーモンドオイルなども使えます。
足マッサージの手順
足マッサージは誰でも簡単にできます。 以下の手順で行ってみてください。
マッサージ前の準備運動として、片足ずつ内回しと外回しをそれぞれ10回ずつ行いましょう。
両手でふくらはぎを包み込むように持ち、下から上に優しく揉み上げます。
特に、ふくらはぎの真ん中あたりにある「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉を意識してマッサージすると効果的です。
足裏を親指で「痛気持ちいい」くらいの圧で押していきます。足の指も優しく引っ張ったり回したりします。
最後に、両手で足を包み込むようにして、足首から太ももに向かって優しくさすりましょう。
継続することが大切
足のマッサージは、1回行っただけで劇的な効果が現れる魔法のような方法ではありません。
特に、女性の足がだるい原因は複合的なため、継続的なケアが重要です。
マッサージによって血行が促進される効果は一時的なものです。定期的におこなうことで、足の筋肉がほぐれやすくなり、血行促進効果を持続させられます。
毎日同じ時間にマッサージをおこなうなど、習慣化することが大切です。 最初は、5分程度から始めて、徐々に時間を増やしていきましょう。
テレビを見ながら、音楽を聴きながらなど、無理せず楽しみながら足マッサージを習慣にしてください。
女性の足のだるさを解消する「イタケア」習慣
ここまで、足がだるい原因について、特に女性に関連する要因を中心にご説明してきました。
デスクワークや立ち仕事、冷え性、そして女性特有のホルモンバランスの変化など、さまざまな要素が複雑に絡み合っていることがおわかりいただけたでしょうか。
足の血行をよくするために、自分でできる足マッサージなどのケアを習慣にしましょう。
しかし、疲れて帰宅した後に、足マッサージをする余裕がない方も多いはず。あまりにも疲れていると、すぐに寝てしまいたいですよね。
そんな方におすすめのセルフケアグッズが「イタケア シリーズ 山本先生のふくらはぎサポート」です。
使い方はとっても簡単。ふくらはぎや太ももに巻き付けるだけ。3つのボタンで操作できるので、機械が苦手な方でも安心です。
10分タイマー付きなので、ケア中にうっかり寝てしまっても大丈夫。
小型ながら強力なポンプを搭載し、「痛気持ちいい」と感じるほどの締め付けで、足の疲れやむくみをしっかりとケアします。
イタケアを毎日の習慣にして、日々を快適に過ごしましょう。
この記事を書いた人
ヨシ・ノリハラ
中国足心道療術師(足もみ歴20年)
整体師時代に、足もみ・マッサージのほうが体を揉むより全身の血流をアップさせることに気付き、足もみ専門に転向。体の痛みへのアプローチから、心と体のリラックスまで足もみは誰でもできる健康法。20年間、自分と大切な人の足をもみ続けている専門家です。